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外壁塗装 見積り面積が違うのはなぜ?

 2020年10月13日

スレート屋根 劣化

外壁塗装や屋根塗装をご検討されるとき、各社に見積りを取られる方は多いと思います。

そこで、実際に見積りを数社にとると、各社の見積の基礎となる面積が異なっているケースがわりと高い頻度で発生します。

「どこが正しいのかわからない」というお客様のために、見積り面積の定義をご説明いたします。

塗装面積を計測しているかどうか

見積り

外壁塗装や屋根塗装で、塗装面積を計算するためには、以下の方法があります。

   ① 建築図面から算出

   ② 実際に計測して算出

建築図面があると、すぐに正確な面積で見積りが出せます。(塗料など使用材料が決まっている場合)

また、建築図面がなくても、実測して算出することもできます。

気を付けなくてはいけないのは、図面も渡していない、算出もしていないのに見積りを出してくるケースです。

「建坪」や「建物面積」だけで、見積もりを出すケースが少なからずあるようですが、家のつくりはまちまちです。それだけで塗装面積は出せません。

また、必要面積が出たら、必要な塗料の使用量もわかります。

塗料は通常15kgや20kgといった缶に入っているものを使用しますが、面積が定まっていないのに、塗料の正確な使用量なんて出せません。

つまり、見積り面積を建坪や建物面積で出してしまうところは、それくらい、仕事がざっくりでやっている可能性があります。

開口部を除外しているかどうか

建物には、窓や玄関など、実際には塗らない箇所が多数存在します。

問題は、そこを除外しているかどうかで、見積り面積に差が出るケースもあります。

塗らないのに、開口部を塗装面積に含めて出すところは、気を付けたほうが良いでしょう。

このように、見積り面積が違ったときは、

建築図面から算出したか、もしくは実寸したかどうか

を判断材料の一つに加えてください。

そして、建築図面を出したのに、面積が違うところは、

開口部を除いているかどうかをよく見極めてください。

屋根の傾斜による問題

屋根塗装において、屋根の傾斜によって、見積金額が変わるケースは多々あります。

理由として、屋根の傾斜(勾配)がきつくなればなるほど、作業の難易度、足場のかけ方も変わってきますので、その分が費用に反映されると思ってください。

このように、見積り面積が違うのには、様々な原因があります。

共通して言えることは、見積り段階から、きちんと計測をしないで出す業者が、よい仕事をできると思いますか?

見積り段階から、手抜きは始まっていますので、お客様にも見極める目を持っていただきたいと思います。

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